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私のピンダイ...Pinky&Dianne

「うそだろ・・・」 そう言って黒の長財布を手にした彼女はうなだれた...財布には『Pinky&Dianne』のロゴが彫られている。「あんなにたいせつに使っていたのに...」女性から放たれた言葉に、落胆のため息が混じる。見間違いでないかもう一度確認しようと、女性は再度財布を目の前にかざすと、先ほどまでしていたことと同じように、ホックのところを開け閉めしてみる。閉めようと力を入れても、あの独特のパチン、という音はしない。指を離すと自然と財布が開いてきてしまう...「どうしよう...」何を隠そう、この財布は旦那様が初めて買ってくれたプレゼントだったのだ......と、いう事が先ほどありました。私のピンダイ...Pinky&Dianne...お願いだから直ってくれ...買い物から帰るたびにテーブルに投げてごめんなさい。鞄にぎゅうぎゅうにつめてごめんなさい。
旦那さんになんて言おうかな。「新しく買って!」って言ったら怒られるかな...